« 日光の美味しい水 1 | トップページ | 点と線 »

2006年2月 1日 (水)

日光の観光名所 憾満ヶ淵

Rimg0152_2_thumb

憾満ヶ淵(含満ガ淵)は、
大谷川をはさんで日光植物園の対岸にあります。
男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝で、
川岸に巨岩があって、岩上に晃海僧正によって造立された
不動明王の石像が安置されていた。

「かんまん」の名は、不動明王の真言(咒文)の最後の句から出ている。
それを漢字にあてて「憾満」と書いた。
「含満」とも書くので「がんまん」と濁って発音されることが多いが、
命名の由来を考えると「かんまん」と読むのが正しい。
神橋方面から大谷川沿いの道をたどり含満橋を渡ると、
舗装の道が終わり駐車場に出る。

そこから上流に向かって「ストーンパーク」と呼ばれる公園が広がり、
その中央の道を奥にいくと、慈雲寺と化地蔵がある。
そのあたりの大谷川の小渓谷が憾満ガ淵である。

Rimg0155_3

慈雲寺や上流にある霊庇閣は、明治35(1902)年の洪水で流失し
現在の建物は昭和48年に復元されたもの。
霊庇閣から奥には、約70体の地蔵群が1列に並んでいる。
これは慈眼大師天海の門弟が彫ったもので、当時は100体ほどもあったという。
しかし、これも明治35(1902)年の大洪水で何体かが流失している。
このとき地蔵群の先頭に配置されていた「親地蔵」も流されてしまったが、

川床に埋没していたその御首を地元の人が見つけ、現在は浄光寺に安置している。
この地蔵群には「化地蔵」「並地蔵」「百地蔵」などの呼び名がある。
化地蔵の名前の由来は、みんな似たような姿なので何回数えても数が合わないからという説と、

仏教用語の「抜苦与楽-ばっくよらく-」の「抜苦」がつまって

「化-ばけ-」となったという説がある。
日光観光協会サイト・引用

春は、ストーンパークの桜・渓谷の新緑 
秋の紅葉、そして地蔵たちが雪をかぶりひっそりと佇む冬・・・
もうひとつの日光の顔です。
ここから、大谷川沿いの遊歩道を上流に向かい、

新しく出来た大日橋を渡り大日堂跡へ、
そこから折り返して日光植物園・花石神社・殉死の墓・釈迦堂・

田母沢御用邸・浄光寺と
1日かけてゆっくり散策するのもおすすめです。

コマーシャル
img 市町村合併による新世日光市誕生とJR、東武両線総互乗り入れを迎えるにあたり、
1200個のろうそくを勝道上人のゆかりの地
「憾満ヶ淵、並び地蔵」に飾る光のイベントがあります。
「日光の日の光」キャンドルライトを是非ご覧下さい。

○期間・内容
          期間:2006年2月10日(金)~12日(日)までの3日間
         時間:17時~21時
         ※甘酒等の接待

○場   所
          憾満ヶ淵及びストーンパーク周辺

○交通ガイド
          日光温泉旅館組合の各旅館をマイクロバスが回りお客様を送迎いたします。

○問い合わせ
          日光温泉旅館組合 0288-54-3126
         日光観光協会   0288-54-2496

清き一票を!  人気blogランキングへ"> 

憾満ヶ淵

|

« 日光の美味しい水 1 | トップページ | 点と線 »

旅行・地域」カテゴリの記事

日光の観光・名所」カテゴリの記事

日光でハイキング・アウトドア」カテゴリの記事

コメント

キャンドルライトの案内パンフを夫が持ち帰り、今我家では行こうか迷っているところでした。
憾満ヶ淵の事を読んで、多くのお地蔵さんにも会いたくなりました。

桜の季節にも行きたいですね。

日光には、まだまだ知らない素敵な所が沢山あるのが、こちらのブログで分かります。
本当にありがとうございます。

投稿: ココ | 2006年2月 1日 (水) 11時14分

ココさま
ありがとうございます。励みになります。
以前書いた(9月15日)記事の
もうひとつの日光、別宮「滝尾神社」の参道には行かれたことはありますか?
ここも散策するには大変良い所です。
冬の時期は石畳が凍ることもありちょっと危険ですが・・・
もしまだでしたら、暖かくなったら是非一度行かれてみて下さい。

投稿: 爆釣王 | 2006年2月 2日 (木) 12時24分

突然、おじゃまいたします。
昨晩名刺交換させていただきました
駅前まんじゅう屋の ヤーマン でございます。

私も管理人さんのようなブログをつくれるように
精進いたしますのでこれからも宜しくお願いいたします♪

現在、「19」さんの生放送聞きながらコメント書いております♪

投稿: ヤーマン | 2006年2月 2日 (木) 18時48分

管理人さん こんばんは。

私の知り合いのヤーマンさんがカキコしているではありませんか~。

管理人さん・ヤーマンさん共にお会いしたことがありませんが、インターネットを通じてご縁が出来てこんな三角関係になるなんて。素敵♪

VIVA 日光~ ♪

投稿: misia | 2006年2月 2日 (木) 19時59分

ヤーマンさま
ようこそ!ふぃふぁ山荘へ・・・
blogのことはJUKEさんにも内緒にしていたのですが、酔った勢いで・・・
お恥ずかしい次第です。
こちらこそよろしく御願いいたします。
揚げゆばまんじゅう美味しいですね!
何回かお土産で買いましたよ!
女将さまが気前がよく一個おまけしてもらったことがありました。
実はそれから隠れファンでした(。-_-。)
ゆばコロッケはまだ食べた事ありませんので、是非今度取材させてください。

投稿: 爆釣王 | 2006年2月 2日 (木) 21時53分

misiaさま
世の中狭い、いや日光は狭いのです。
またスノーシューしに日光に来てください。

投稿: 爆釣王 | 2006年2月 2日 (木) 22時20分

別宮「滝尾神社」の参道・・こちらにも行っておりません。

本当に日光は、隠れた名所が沢山ですね。

今まで奥日光専門だったのですが、昨年始めて霧降高原に行き、各室に露天風呂付きのホテルに泊まりました。

管理人さんの書き込みにも有った所です。

まだまだ行きたい所が沢山になったのは、こちらのブログのおかげです。

投稿: ココ | 2006年2月 2日 (木) 22時24分

ココさま
ありがとうございます。
また遊びに来てください!

投稿: 爆釣王 | 2006年2月 3日 (金) 00時17分

>何回かお土産で買いましたよ!

そうでしたか!!
ご利用いただきまして感謝いたします。

misia さんも大切なお客様でして、
ミクシィでのマイミクさんです♪

投稿: ヤーマン | 2006年2月 3日 (金) 02時36分

ヤーマンさま
ミクシィ流行ってますね!
管理人には未体験ゾーンなので分かりませんが、楽しそうですね。

投稿: 爆釣王 | 2006年2月 3日 (金) 21時55分

>ミクシィ流行ってますね!

日光でもじわりと広がっています♪
私が加入したときは 50万人 でしたが
あっという間に 250万人 !!びっくりです。

私は、お客様とのコミニュケーションツール
として利用させていただいております。

爆釣王さま
私の未熟なブログにリンク貼らせていただいても
よろしいでしょうか?

投稿: | 2006年2月 4日 (土) 11時41分

ヤーマンさま
リンクどうぞよろしくお願いします。
こちらも貼らせてください。

投稿: 爆釣王 | 2006年2月 5日 (日) 03時24分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日光の観光名所 憾満ヶ淵:

« 日光の美味しい水 1 | トップページ | 点と線 »