« 小百川桜公園 2 | トップページ | メルモンテ日光霧降が廃止!?? »

2006年4月16日 (日)

日光近代史 9 日光田母沢御用邸

Rimg0180 日光田母沢御用邸は、日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の三階建て部分)を移築し、新たな部分を加えて明治32年(1899)に大正天皇(当時の皇太子)のご静養地として造営されました。
その後、小規模な増改築を経て、大正天皇のご即位後、大正7~9年(1918~1920)にかけ大規模な増改築が行われ、現在の姿となりました。
 昭和22年(1947)に廃止されるまでの間、大正天皇をはじめ、三代にわたる天皇・皇太子がご利用になりました。
その後、博物館や研修施設として使用された後、栃木県により3年の歳月をかけ、修復・整備され、平成12年(2000)「日光田母沢御用邸記念公園」として蘇りました。
 建物は、江戸時代後期(一部紀州藩江戸中屋敷を移築)、明治、大正と三つの時代にまたがる木造建築で、現存する明治・大正期の御用邸の中では最大規模のものです。
これらの建物や庭園から、当時の建築技術や皇室文化をかいま見ることができます。

Rimg0181

平成15年12月には、貴重な建造物として国の重要文化財に指定されました。
建物面積は4500平方メートル、部屋数は106あり、大正天皇は大正14年夏まで、毎年のようにお過ごしになられた。
昭和になってからも、昭和天皇並びに香淳皇后、また第2次世界大戦の折には、天皇陛下が日光疎開により昭和19年7月から約1年にわたってご滞留なされた。
敷地面積は、大正11年時では約10万7000平方メートルあったが、現在は約3万平方メートル(9000坪)となり、当時と比べて約3分の1の規模となっている。
13の中庭を抱える邸内は、天皇家の菊の御紋の下から発見された「徳川の家紋」や、天皇陛下が公式の賓客と会見された「謁見所」、4つ玉を楽しまれたという「御玉突所」など見どころの連続です。

 この旧御用邸の持つ価値として、以下の4点があげられるそうです。

1.江戸・明治・大正時代の建築が融合し、建築学的にも大変貴重であるといわれる。
2.これほど、大規模な木造建築は全国でも数少ない。
3.明治期に建築された旧御用邸のうち、本邸宅に残存するものは旧日光田母沢御用邸のみである。
4.建築内部に施されている装飾・絵画など、建築全体に文化的価値があるといわれる。

(日光パーフェクトガイド等より)

Rimg0185

また、あまり知られていないのですが、この歴史的建造物内には、趣きある研修室・研修ホールが併設されています
本格的な立礼茶室をはじめ、総ヒノキ造りの研修室等が利用できます。
雰囲気抜群の各部屋にて、茶道・華道・句会や各種会議、研修等は如何でしょうか?
値段も信じられないほどリーズナブルです!

研修室1・2(和8帖)   1,200円(午前) 1,200円(午後) 2,400円(1日)
研修室3(和8帖)      900円(午前)  900円(午後) 1,800円(1日)
研修室4(立札室14帖)  2,100円(午前) 2,100円(午後) 4,200円(1日)
研修室5・6・7(和8帖) 1,800円(午前) 1,800円(午後) 3,600円(1日)
研修ホール(ホール132平方メートル)1時間につき2,000円

下見やご予約は、
日光田母沢御用邸記念公園管理事務所 TEL0288-53-6767 迄。 

 現在日光田母沢御用邸記念公園では、小林家別邸の二階部分「皇后御学問所」と一階部分「皇后御座所」を4月12日(水)~30日(日)まで特別公開します。
この建物は1887年(明治20)頃建てられ、当時の民間の建物としては非常に質が高く、関西で好まれる栂(つが)を用いるなど京風の様式を意識した優美な造りが特徴です。
今上天皇が学習院初等科5年生の時、約1年間、この建物で疎開生活を送られています。
二階の皇后御学問所からは樹齢400年といわれ、春の御用邸を彩るシダレザクラや野趣に富んだ庭園を望めます。
皇后御学問所では折り鶴と花菱(はなひし)の釘隠し、釘隠しの意匠と合わせた襖引き手、皇后御座所では楓(かえで)と花菱の釘隠し、襖引き手を見られます。また、両室内では当時のものを再現し絹を用いた畳縁(たたたみふち)・萌葱絹縁(もえぎきぬべり)なども間近に見られます。

暖かくなったとはいえ、まだまだ日光は寒いです。
ここは、ゆっくり見学すると庭園を含め1時間以上は掛かるでしょう。
特に館内ではスリッパに履き替える為、厚手の靴下を履くなど足元は暖かくして来られた方が良いでしょう。

春の特別公開
○期間・内容

4月12日(水)~30日(日)9時~16時30分(受付16時まで)
※期間中は休まず開園
◆入 園 料:大人 500円(団体20人以上/400円)
       小中学生 250円(団体20人以上/200円)
○場   所
日光田母沢御用邸記念公園(日光市本町8-27)
○交通ガイド
電 車:JR・東武日光駅より東武バスで「田母沢」下車徒歩1分
 車 :日光宇都宮道路日光ICより約3km
○問い合わせ
日光田母沢御用邸記念公園 TEL 0288-53-6767

とちぎ観光センターより

人気ブログランキングへ ←清き一票を!

田母沢御用邸
  

|

« 小百川桜公園 2 | トップページ | メルモンテ日光霧降が廃止!?? »

日光市街」カテゴリの記事

日光の観光・名所」カテゴリの記事

日光の歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/128596/6878490

この記事へのトラックバック一覧です: 日光近代史 9 日光田母沢御用邸:

« 小百川桜公園 2 | トップページ | メルモンテ日光霧降が廃止!?? »