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2006年4月10日 (月)

日光 弥生祭

Img 「日光の春は弥生祭から」といわれるように、毎年4月13日~17日までの5日間にわたって繰り広げられる日光二荒山神社の例祭「弥生祭」は、日光に絢爛たる春を告げる祭りです。神護景運年間(767~770)に始まるといわれる伝統ある例大祭で、その昔は太陰暦3月に行われたので、弥生祭と呼ばれています。明治6年に太陽暦に改められた時に、祭日を現在のように変えたといわれています。
 弥生祭は、13日の本社・滝尾・本宮の三社の神輿飾りの式(本祭)を皮切りに、17日までの5日間行われます。その間神事に終始するものの、この祭りの見どころは、何といっても、大祭当日の17日に(付祭)として、東町8台・西町4台の計12台の花家体が繰り出される「各町家体繰出し」です。
 各町内の家体がそろうと、古式ゆかしい作法で各町の行事2名、頭役2名が他町を訪れて挨拶を交わす「名刺交換」が行われ、続いて町内の家体が神社の拝殿の周囲を、囃子を奏でながら一巡する「神明廻り」が繰り広げられます。この祭りは、古いしきたりを重んじ、格式通りに万事進めなければならず、ひとつ間違えると町内同士のトラブルになることから「ごた祭り」「ケンカ祭り」の異名をとっています。 弥生祭は、今日では神道一色だそうですが江戸期は日光三社権現御祭礼と呼ばれたように、元来は神仏習合の信仰に基づく祭りであり、後者の(付祭)には明らかに修験道の影響を残すしきたりが各所に見られ、まさに入峰修行の町人版ともいうべき内容となっているそうです。(引用 とちぎ観光センター 二荒山神社サイト等)

弥生祭は、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら・・・・という何処かのお祭りとは違い参加するのはちょっと無理。(家体を引くのは出来るかも)
ではこのお祭りを楽しく見るには・・・
この5日間に渡る長期のお祭りは、観光客にとっては複雑でちょっと分かりにくいお祭りかもしれません。
実は管理人も良く分かっていません。
歴史的背景や、詳しい内容は下記サイトで勉強されてから見学すると、よりいっそう面白くなるでしょう。
「日光を漂う」  日光のことでこのサイトに敵うものはありませんので是非ご覧ください。
管理人も脱帽です!本当にためになります。

管理人も部外者なので参加は出来ませんが、今から6年程前最終日を見学しに行った時、綺麗に飾り付けられた花家体から流れるライブなお囃を子供が妙に気に入ってしまい、ず~っとついて行ったことがありました。
熱心について来る管理人家族を見て地元の方も折角だからと途中から子供と一緒に花家体を引っ張らせて頂きました。
二荒山神社から東照宮を参拝して鳥居を通り表参道へ・・・
日光ならではの随分と豪華な気分になる行程です。
そしてなにやら難しそうな儀式を・・・ 最後に「日光じめ」なる「3・3・1」で手打ち。
最後に繰り下げ口上の使者伝達があり、暗くなるのを待って花家体が東西両町に別れて帰って行きます。
東町は中山通りから長坂を降る。
花家体には灯がともり、真っ暗な坂道を下っていく姿は弥生祭のハイライト!
ぽっかりと暗闇に浮かび上がる花家体は本当に美しい。 
これを見ずして弥生祭は語れない!

このお祭り実は京都祇園祭と並ぶ日本でも有数のの歴史(1230年以上)あるお祭りなんです。
全国のお祭りを紹介するサイトにもあまり出ていないようですし・・・http://www.ogyon.com/link.html
もう少し上手く宣伝すればいいのに・・・

ところで、屋台・屋体のことを日光では家体と書くようだ。特別な意味があるのだろうか?

観光客の方は、この複雑で長丁場の弥生祭を全て見ることはなかなか出来ないでしょう。
下記のようにポイントポイントで見ることが出来ますので是非ご覧に来てください。

○期間・内容
◆期  間:4月13日(木)~17日(月)※毎年同期間開催
◆神輿飾祭:13日(木)13時 本社拝殿
 本社・滝尾・本宮の三社の神輿を本社拝殿にお飾りする祭りです。
◆滝尾神社神輿渡御祭・酒迎式:14日(金)13時 本社・滝尾神社・東照宮表門
 滝尾の神輿一基が滝尾神社に還る祭り。途中東照宮表門前にて神輿をお飾りし、
 東照宮神職により神饌をお供えし拝礼します。
◆氏子大祭:15日(土)10時
 氏子市民の家内安全を祈願する祭典です。
◆滝尾神社神輿還御祭・高天原神事:
  16日(日)9時 本社・滝尾神社
         9時30分 本社高天原(高天原神事)
 滝尾神社より神輿が還ります。本社神苑の高天原斎場にて本社本宮の二基の神輿がこれをお迎えする神事です。
◆宵まつり(各町家体繰出し):
 16日(日)11時 各町家体繰出し
        14時 全家体神橋付近合流
            登橋神事(手打ち式)
           ※昨年は8年ぶりに神橋で行われました。
            神橋上・神橋受付所前において宵まつり式典
            各町日光囃子披露・地酒接待
◆例大祭(各町家体繰出し):
 17日(月)10時 例大祭
        11時頃    全町家体社頭繰込み
        12時30分  本宮神社三神神輿渡御
        14時30分頃 神明廻り
        15時30分頃 拝殿前手打式
○場   所
日光二荒山神社~市街地
○交通ガイド
電 車:JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行きで7分「西参道」下車徒歩5分
 車 :日光宇都宮道路日光ICより7分
○問い合わせ
日光二荒山神社 TEL 0288-54-0535
http://nikko.futarasan.jp/
(社)日光観光協会 TEL 0288-54-2496

(社)日光観光協会サイトより

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