« 日光の美味しい水 8 「岩清水天然水」 | トップページ | 2006 栃木熱気球世界選手権 2 »

2006年11月26日 (日)

2006 栃木熱気球世界選手権 1

Pb250119

「 じゃあ、11月25日 14時頃 ‘ツインリンクもてぎ’で待ち合わせしようぜ!」

J会長と熱気球の世界大会(33ヶ国・63機出場予定)を見るためだ。

とは、言ったもの、J会長は携帯を持っていない。

  

もし、12年前だったら、、、
当然、携帯を持ってる訳もなく、
管理人宅にはインターネットなるものもない。
未知の場所の情報なんて、簡単には手に入らないだろう。

お互いに全く知らない所で待ち合わせる時って、どうやったのだっけ?

人は完全に退化してしまっている。
未知の広大な施設で携帯なしで待ち合わせる方法が直ぐに思いつかないのだ。

まっ!今回は会長は地の利もあるし、先に行ってるから、、、
こっちは携帯持ってるし、「ツインリンクもてぎ」の地図もインターネットからバッチリ出したから、電話さえ掛かってくれば大丈夫!
でも、今時 公衆電話って あるのかな??

そうこう思いながら運転していると、携帯が鳴った、、、
会長から
「今からツインリンク茂木に来てもレースは見れないぞ!
JA芳賀という所で、14時頃にブリーフィングがあって、そこからスタートらしいから、
そっちに寄ってから、バルーンイリュージョンに間に合うように茂木に御出でよ。」
こういう時は、朝の部を見に行っている先発隊が現地にいるからありがたい。
随分慌てているから、小銭が切れるのかと思ったら、
現地で知り合った方(本人曰く、初めての男性ナンパ、、)の携帯を借りての連絡。
GOTOさん、ありがとうございました。ヽ(゚∀゚ )ノ

「了解、では向ってみます。」って、、、 JA芳賀って何処よ?
地図持ってきてないし、カーナビはついてるけど10年前のソフトだからそんなの載ってないよ~
それに、ブリーフィングって何よ~??

スケジュールやルールなどの下調べをしてない初心者には、
何が何だか分からない事だらけ。

それらしき車に尋ねて、やっと到着した芳賀役場(JAの直ぐ近く)の駐車場。
続々と参加者のワンボックスが集合して来る。 Pb250101

この車に気球が入っているのだから、結構コンパクトになるんです。

色々話を聞くと、競技(タスク)は19種類もあって、その時の気象条件によって、
どのタスクで行うのかは、このJA芳賀の会議室でタスクブリーフィングを行う時に
競技内容を発表するそうだ。
ようするにそれまでは、ゴール地点もスタート地点も未定という事だ。

ところで、熱気球はどうやって行きたいところに進むのか??
当然、究極の風まかせ!
ヨットは、舵や帆の向きを変えて、方向を調整出来るけど、、、
熱気球にはそれらしき物はついていない。
風は一方向だけしか吹いてないから、好きな所には行けないのでは??

Pb250106

実は、風は高度によって、ふいている強さや向きが異なるそうだ。
バーナーの熱により上昇・下降をコントロールして、行きたい方向の風を捉えることが
操縦のポイントだそうだ。

やっとゴール地点の発表です。_001  

芳賀町東高橋御堂橋付近にターゲット!
って、付近ってどの辺??
それに地図小さくて分からね~

という事で、皆の後を付いて行けば安心のお気楽スタンス。

全員同じ方向に向うと思ったら、途中で右に左に真直ぐに、、、、
何で~??

_003_1今回のタスクは、スタート地点になるような広い場所がないから、
ゴールから3キロ?以上離れた所なら何処からでもスタートOKの
FIN(フライ・イン)方式の1タスクが選考されたそうです。

どうせ見るならゴール地点で、
車内で娘と喧嘩をしながら、写真に撮ったゴール地点を見ながら必死に
ナビゲーターにインプット。
こっちも宝探しのレースをしてるみたい。

やっと見つけたターゲットは田んぼの中。
待っていると、周囲の木々の間からボカン、
ポカンとクラゲのように気球が浮いてきて、何とも不思議な光景。

_016_3_026
 


_024_2昔、一度だけ娘と今市の花火大会の
イベントで気球に乗った事のある管理人。
たった1機でも迫力あるのに、
こんなのが、60機も飛んで来るんだから凄いの一言!
それも、頭すれすれに
飛んでくるのもある、、、

いや~楽しませて頂きました。
連絡頂かなかったら、
これ見れませんでした。

感謝、感謝です。

っで!
この午後の部の試合結果は??
そんな事、初心者に聞かないで、、、
よく分からないんです。
試合結果が分からなくても、面白いのだから・・・
素晴らしいスポーツですね。σl(¨д¨;;)エェ...


Pb250136_1_023_2

でも、
増本 嘉浩選手(#62)がオン・ターゲットに成功したし、遠藤 衛選手(#59)は地表すれすれで頑張っていたぞ~
日本勢は結構上位に行くんじゃないのかな??

それにしても、こんなに広大なエリアで行われる大会なので、
本当に周辺の住民の方々の理解がないと開催出来ないことでしょう。
地域住民の皆様、スタッフの皆様には、頭が下がる思いです。

そんな、こんなで、あっという間に夕日の中で試合終了。_031_3


そして、夜の部のバルーンイリュージョンへと続くのであった、、、


清き一票を! 
人気blogランキングへ">  今、何位?

|

« 日光の美味しい水 8 「岩清水天然水」 | トップページ | 2006 栃木熱気球世界選手権 2 »

アウトドア」カテゴリの記事

栃木県」カテゴリの記事

コメント

未知の競技でも気球ぐらい行き当たりばったりの競技は無いよね!
数分前にならないとどこに行くかも未定なんだから、、、^^;
午後2時ごろから気球を見に来た人達は一つも飛行してる気球は一つもみられなかったんですからガックシでしょうね!

そうそう待ち合わせの原則は電話番号が判ってる喫茶店でしたよね。
「何位頃にいつもの喫茶店集合!何か有ったら電話で連絡してよ、、、」
なんてね!

今回の茂木のように巨大な施設で待ち合わせるのは携帯無しだとほんと難しい。
でも私はつねにNTTの電話カード(名前も忘た!)数枚財布に入れてます!

後藤さんが居なかったらバルーンイルージョンしか見られなかったですね。
本当に何事も先輩は必要であります。

PS たこ焼きごちそうさまでした!w

投稿: Jです。 | 2006年11月26日 (日) 22時11分

PS2 気球のデータ計算は非常に複雑で大きな大会は当日では無理らしいです。
これまたのんびりしてます、、、w
私たちは日頃から急ぎすぎてるんでしょうね!

投稿: Jです。 | 2006年11月26日 (日) 22時18分

今回、広い田んぼの中をバルーンを追いかけて爆走していたら・・・
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の
映画「ツイスター」を思い出しました。
バルーンイルージョンの席に
後藤さんも来られるのを知っていたら、、、
たこ焼きもう一個追加でした。○┓ペコ
電話、本当に絶妙なタイミングでした!
ありがとうございました。

投稿: 爆釣王 | 2006年11月26日 (日) 22時43分

後藤さんには昼飯おごりました、、、w

投稿: Jです。 | 2006年11月27日 (月) 04時08分

一番上の画像を見ていたらこの茂木の上空は飛行機の航路になっているらしく、飛行機雲がいつも見えていたことを思い出しました。会場ではお会いすることが出来ませんでしたけど本当に行って良かった。
トラックバックがなぜか二つ行ってしまったようです。よろしければ一つ削除してください。お手数をおかけします。

投稿: 37 | 2006年11月27日 (月) 06時09分

Jさま
ありがとうございます。

37 さま
初コメントありがとうございます。
バルーンイリュージョンは、想像以上の迫力で
本当に行ってよかったです。

投稿: 爆釣王 | 2006年11月27日 (月) 19時26分

トラバありがとうございました。
熱気球の魅力に完全にはまってしまった
一人だと思います。
空は綺麗だし、その空に多くの熱気球が
飛んでいる姿はホント鳥肌ものでした。
私からもトラバさせてください。

またお邪魔します。

投稿: babathegiant | 2006年11月28日 (火) 06時53分

babathegiantさま
ようこそ!ふぃふぁ山荘へ・・・
写真上手ですね!羨ましい。
朝の部は、一斉に飛び立ったのですね。
凄い迫力ですですね。
これも見たかった、、、

投稿: 爆釣王 | 2006年11月28日 (火) 21時51分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2006 栃木熱気球世界選手権 1:

» ツインリンクもてぎ・バルーンイリュージョン追報 [日光を漂ふ]
※カーソルを置いて、クリックすると画像が拡大します。  この日(25日)は本当 [続きを読む]

受信: 2006年11月27日 (月) 05時51分

» 2006栃木熱気球世界選手権 その2〜Takeoff [Photo Blog Premier Quartier]
2006栃木熱気球世界選手権 その2 です。 1機目が飛び立つと、後に続くように次々と熱気球が 空へ向かっていきます。 熱気球が次々と飛び立つ様子をどうぞ! [続きを読む]

受信: 2006年11月28日 (火) 06時53分

« 日光の美味しい水 8 「岩清水天然水」 | トップページ | 2006 栃木熱気球世界選手権 2 »