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2006年12月 2日 (土)

暖炉 再考 1、、、

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「ふぃふぁ 山荘」暖炉に2回目の火がついた。
って、まだ2回かよ~と怒られそう、、、_| ̄|○))

ところで、再三、暖炉はあまり暖かくないと
コメントしている管理人ですが、、、

今日は暖炉について少しご説明致しましょう。

ご存知とは思いますが、暖炉と薪ストーブは似て非なるもの!

薪ストーブは一般的に独立型で密閉式の鋳物製ストーブの事を言う。
エアーコントロールによる火力調整が可能で、
炉内には燃焼用の空気しか入らない為、
非常に熱効率が高く、鋳物本体からの輻射熱は、
部屋全体を暖めることが出来てとても経済的です。

一方、暖炉は主に、壁に据付型で炉床が開口型タイプの
為、
微妙なエアーコントロールが出来ず、
燃焼用の空気以外も排気されてしまう。
(煉瓦に吸収されたエネルギーを用いて薪に輻射熱を与えて燃焼させるのだが、燃焼した熱風の殆どは、煙突で排気されてしまう。)
室内への暖房は、煉瓦からの輻射熱(遠赤外線)が主となる。

よって現在の暖炉は、暖房器具に求められる実用性よりも、
直接火を眺めるたり、パチパチと薪のはぜる音を聞いたり、
薪の匂いなどを楽しむ等、趣味性が強い。
又、暖房周りの装飾性にオリジナルデザインが作りやすい利点から、
オーダーメイド=高級=
お金持ちの家の象徴
のようなイメージになってます。
でも昔は、、、
ネロの家にだってあったんだ!(フランダースの犬の祖父ジェハンの家)
アルプスの少女ハイジの家にだって、、、、

一般に、暖炉の燃焼効率は約10%位と言われている。
先に記述したように、微妙なエアーコントロールが出来ない為、
燃焼に必要な空気量の20倍~30倍の空気を
煙突から排気してしまうそうだ。
燃やせば燃やすほど、煙突効果(上昇気流)は大きくなり、
なんと、その排気量は1時間に4~6回も部屋の空気を
入れ替えてしまう程だ。
要するに、真冬に超大型の換気扇を回しているのと同じことなのだ。

こんなに排気されているのだから、スースーして寒くなるのも当たり前!

でも、やっと最近分かってきたことが、、、
今頃ですが、、、山荘の暖炉は、結構優れものだという事に気がついた。
 
長くなりそうなので、今日はこの辺で

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その2へと続く、、、

今日の一言!

結局、グレーチング買っちゃいました。 拾って来たんじゃないからね!(笑)


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コメント

「おいおいここでおわりかよぉ〜orz 」と一応突っ込んどきます。w

今まで気がつかなかったのですが、暖炉によっては鋳物製のバスケット状のかごで薪を燃やしてますよね。
あれって小さな薪ストーブのような効果を暖炉にもたらすんでしょうね!
薪が燃えると鋳物製の籠が瞬時に高熱を帯びて燃焼効果を高めるんでしょうね。

続編楽しみにしてます。


投稿: Jです。 | 2006年12月 4日 (月) 01時18分

追伸:暖炉の上のヨットを見逃す訳は有りません!w

投稿: jです。 | 2006年12月 4日 (月) 01時21分

Jさんと同じく続編を楽しみにしてます。

投稿: 日光薪神社権禰宜 | 2006年12月 4日 (月) 07時04分

Jさま、日光薪神社権禰宜さま
え~ たいした話じゃないから、 
あまり期待しないで~、、、

投稿: 爆釣王 | 2006年12月 4日 (月) 08時28分

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