「しもつかれ」の恐怖、、、

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「しもつかれ」とは？

栃木県（下野の国）を中心に群馬、茨城、埼玉、千葉の各県の一部で
冬季に限って作られる郷土料理です。
都会の方々には、あまりなじみのない郷土料理であろう。

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名前の由来は、

江戸時代初期から作られているが、由来ははっきりしていないそうだ。
「酢むつかり説」「下野のカレイヒ説」「下野の家例説」などが有力。

材料は、、、
正月に残った塩鮭（新巻鮭）の頭・大豆（節分に撒いた残り）・大根・人参・
その他の余り物を細切れにしたり、
目の粗い「鬼おろし」と呼ばれるおろし機で粗くすり下ろして、
酒粕と共に煮込むのだが、、、

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見た目は、、、、

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その昔、かの魯山人が、カレーを新聞紙に盛ったら、
とても食えたものではないので、食い物において一番重要なのは器である
と、言ったとか、、、、

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では、もし、「しもつかれ」を洗面器に入れて出したなら、、、

残念ながら「しもつかれ」は、カレーのように器が良ければ

美味しくなるのという代物ではないのだ！

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通常のだいこん卸しのように、完全に磨り下ろしているのなら良いのだが、

この、「鬼おろし」は超粗引き！！
原形を留めて中途半端に卸した感じのにんじんや大根、、、
そして、大豆や酒粕がなんとも見た目に、、、ゲロゲロなのである。（笑）

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写真の「しもつかれ」は、見た目も味も最高峰　でも全部食べられなかった┏○ﾍﾟｺｯ

では肝心の、お味は、、、
基本の味付けは、塩鮭の塩と酒粕！！
これがまたなんともはっきりしない味で、
鮭の頭の生臭とあいまって涙が出そうに　不味いのだ！！

もともと美味しく作るのが難しい食べ物で、
無理がある取り合わせのような気もするのだが、、、

だから余計に料理人心を擽るのかもしれない。

節分が終わったこの時期になると栃木県では、
ニコニコしながら鮭の頭を持ってウロウロしだす人達が続出！！

街中ではこんな会話が聞こえてくる。

「美味しい　しもつかれは、本当に美味しいんだぜ！」

「うちのしもつかれは、特別だよ！」

「いやいや、オラッチの家の方が、、、、」

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そして、「しもつかれ」にはこんな言い伝えがある。

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「しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならない」
「なるべく多くの家のしもつかれを食べると無病息災だ」

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だから、重箱に入れて隣近所でやりとりする風習がある。

この風習が、被害者を続出させる原因でもある。
そして、一番餌食になるのが、
「しもつかれ」を知らない転勤族や観光客なのです。

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何故ならば、、、、

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これからお話するのは、
今から９年前、管理人家族がほんと～に体験した　こわ～いお話です。

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今市に転勤して初めての冬が来た。
やっとこの土地にも慣れ、友達も出来てきた矢先の出来事だった。

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「ところで、しもつかれって知ってる？」
「何それ？」
「知らないの～？　すごく美味しいんだから～　フフッ」

「何それ、栃木県の特別なカレーのこと？」
「やだ～違うよ～知らないの～　この辺では、皆作って食べてるんだよ！」
「そんなに美味しいんだ～」
「じゃあ今度作ったら持ってくるよ！！」

家内が友人やご近所の人とした会話だった、、、、

そして翌日から、、、、

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来るわ　来るわ　　しもつかれ　～　～

初めて食した感想は、見た目、香り、食感、味　どれをとっても
「何じゃ！これ～～　オェッ！」なのであった。

そしてトドメに、、、、
「しもつかれの作り方教えてあげるよ！」

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ご親切に、我が家にあの食材を持ち寄って作り方まで伝授して頂きました。

この年、我が家は「しもつかれ」の館と化したのであった！　（ブルブルブル）

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まさに不幸の手紙か、ねずみ講のような、あの言い伝えがある限り、、
犠牲者がなくなることはないだろう。

栃木県民　新人の方は、
この時期はあまり外出しないことをお勧めいたします。（笑）

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そして今年も、ついにこの日がやってくる。１

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「全日本しもつかれコンテスト」

郷土料理しもつかれの鉄人を決める「しもつかれコンテスト」。

県内各地から自慢の味が出品されます。

試食開始の時間には、試食の順番を待つ長い列ができます。

あなたも、味の違いを確かめ、
一番おいしいと思うしもつかれに投票してみませんか。

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日時　平成20年2月11日（月曜日） 午前11時～午後0時30分

場所　足利銀行今市支店向かい 「旧双葉屋陶器店」

問い合わせ／（株）オアシス今市 電話番号：0288-30-1120

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今日の一言！
まだ食べたことがない方は、是非一度犠牲者になってください。（笑）

 　清き一票を！今何位？

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