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2009年1月 8日 (木)

日光・天王山物語  その3

Dsc02251

(その2)からの続き

中に誰かいる!

四代目が、恐る恐る話しかけてみる。

「こんな所で、何をしてるんだ?」

テントの中から、男が顔だけを出して話しだした。

要件を掻い摘んで説明すると、、、

  

男は、職を失い東京から来て、
ここで約2か月前から暮らしていると言うのだ。
職も見つからず住む所も追われ、
半分死ぬ気でここに来たとも、、、、

誰にも知られずひっそりと、、、

しかしここは、他人の土地
無許可で野営をして火でも焚かれて山火事になったら大変だ。

早くここを出ていくようにと説得をする。

彼は1週間以内にここを出て行くと言うので、
それを信じて我々は、ここを立ち去ることにした。


なにかあると困るので、念のため警察に連絡をして
我々は昼食に向かった。

Dsc02261

午後、警察が来て彼の所で尋問をしてくれた。
結局、悪いことはしていないので1週間以内に出ていくことを承諾して、
このまま見届けることになった。

時を同じく、
連絡をした「チーム天然の氷」のメンバーが集まってきた。

今までの経緯を説明しながら、
番屋から裏山を見ると、、、うっすらとテントが見える。

「2ヶ月前から、こんな近くにテントを張ってたのか?」
「このまま、ほっといたら、、、、」

「このまま見過ごせないな~ 一寸テントまで行ってみっか?」


「チーム天然の氷」のオヤジ達は、管理人が言うのも何だけど、

みんな、変わり者優しい人たちばかりである。


結局、彼を暖かい番屋へ遊びに来るようにと誘ったのであった、、、

(その4)へと続く、、
 
 

今日の一言!
あと暫くのお付き合いのほどを!

「ふぃふぁ山荘」記事 (その1)  (その2)  (その3)  
             (その4) (その5) (その6)  (完結編)

 

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コメント

はやく四を四ませろ、、、字余りwww

投稿: エル | 2009年1月 9日 (金) 21時06分

エルさま
はい! 只今アップしました!ww

投稿: ふぃふぁ山荘 | 2009年1月 9日 (金) 21時16分

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