旧日光ユースホステル見学会
モダニズム建築の正統派、建築家、芦原義信氏(1918~2003年)の設計で知られる「日光ユースホステル」の価値を再確認しようと、日光市内でまちづくりに携わるNPO法人がこのほど、所野の現地で見学会を開いた。半世紀の歴史を刻んだユースホステルは廃業から10年以上経過し、荒廃が刻々と進んでいる。「その価値を活用できないか」とNPO法人。生い茂る草木の中にひっそりと残る建造物は廃虚か、それとも文化的遺物か。
詳しくは、→ (下野新聞 SOON 8月29日)
NPO法人「日光東町みんなのまちづくり」さんが主催した
先日の見学会には、本当に沢山の方が参加していた。
建物に入る前に、当時のパンフレットが配られ、、、
↓
往年の芦原さんの建築が、如何に先進的だったかが窺える。
実は「ふぃふぁ山荘」は、このユースホステルの近くにあるのだが、
その存在すら全く知らなかった。
広大な土地にひっそりと佇む歴史的建造物は、
残念ながら廃墟と化していた。
中に入ると、、、
「明治の館」のような石積みの壁の廊下。
ユースホステルというと、安い宿のイメージだが、
こんな豪華な暖炉があるなんて想像もしていなかった!
実は管理人は、YHブーム後の世代で、
規律が厳しく、他人と同室となる相部屋形式のYHがどうしても好きになれず、殆ど利用したことがなかった。時代もそうだったのかもしれない。
最近のバックパッカーブームで、
またこのようなドミトリー形式の安い宿が見直されてくるとは、、、
10年前の廃業当時には想像できなかっただろう。
時代は繰り返すもので、
今となれば本当に勿体ない建物となってしまったような、、、
当時の管理人さんの思い出話も聞くことが出来、
とても内容の濃い見学会でした。
関係者の皆様、ありがとうございました!
あっ!今回はプロの写真家の方も特別参加されていて、、、、w
芸術的写真をご覧になりたい方は、(こちらのサイトで!)
今日の一言!
日光には、歴史的建造物の価値が見出されず、
活用出来ないまま廃墟となっていく建物が沢山あるような気がする、、、
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