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2010年9月27日 (月)

会津若松 御祭大使館 蕎麦の坊

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「御祭大使館蕎麦の坊」

「そば・うどん特集」続行中!

以前、「衝撃の手打ち蕎麦店!」という記事をエントリーした。

会津若松で「会津扶ち蕎麦」というオリジナル十割蕎麦が話題の
蕎麦と御神輿で町おこしをしているお坊さんが営んでいるお店です。

そのお店に、随分前だけど、日光のオヤジ達が訪れた。
 

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実は、ここのご主人は、日光が大好き!

以前お邪魔した時に、
「日光寒ざらし蕎麦」の話をしたのが切っ掛けで
今回の訪問となった訳だ。

手打ち蕎麦というのに、現在主流のそば打ちは、
ただ、そば粉を延ばしているだけなのはおかしい。
現在の手打ち蕎麦は、「手延ばし蕎麦」と
名前を変えるべきではないかと主張する店主の拘りは、、

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[手打ち蕎麦の条件]

1、蕎麦粉100%で打つ事(十割・生粉打ち)
2、蕎麦を作る工程におて麺棒で延ばす、伸ばす作業は絶対に取り入れない事。
  打って打って打ち抜く事。
3、蕎麦を打つ時は、打ち粉は絶対に使わない事。

今回は、ご主人の説明を聞きながら、
お弟子さんに「日光寒ざらし蕎麦」を実際に打ってもらうことに、、、

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そば粉100%を、菊練りを繰り返す。
腰を使って、かなりハードな作業です。

延し作業の時も打ち粉をしていない。

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さて、ここからは、麺棒でそばを打つのみ!

トントントンと、麺棒をのし板に打ちつけながら、
そばを延ばしていきます。

驚くことに、この時も打ち粉は一切しません!

十割そばなのに、打ち粉に蕎麦粉を使わなかったり、
安いそば粉を使ったりすると、麺の中に入り、
折角のそばの風味が損なわれるそうだ。

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打ちながら、指で段々広げて麺棒に巻き付けていく、
一連の作業が難しそう。

切り工程の時は、麺がくっつかないように、
ほんの少し打ち粉をしてから切る。

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実際に目の前で見ると、今までのそば打ちの常識を覆す、
本当に衝撃の蕎麦打ちなのでした。

そして、出来上がった蕎麦を試食することに!

蕎麦本来の味を味わうには、塩で食べるのが一番。
塩そばに紫蘇の実がピッタリ!

本当に甘くて、そばの香りが素晴らしい。

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そばの刺身は、口が疲れるほど、コシがあり、
蕎麦とは思えない食感が楽しめる。

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プルンプルンなんです~
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蕎麦の塩焼きそば、
麺がしっかりしているから、油で炒めても
ぼそぼそ切れずに、モチモチ感が増し美味しい!
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ここのそばがきは、荒引きの蕎麦粉で作っているのか
ネチョネチョしていない、珍しいそばがきだ。
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そば粉のパンも風味豊かで美味しかったです。
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そば打ちの基本がしっかりしていれば、
そばのメニューがこれだけ広げることが出来るんだ~

それに、ただ、そば粉を使いましたというだけではなく、
どれも本当に美味しい~

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濃厚なそば湯を飲みながら、
「日光寒ざらし蕎麦」と「会津扶ち蕎麦」のコラボに、
日光のオヤジ達、大満足の一日なのでした!

では、ちょっとだけ「扶ち蕎麦」の製法の動画をお見せします。

今日の一言!
蕎麦好きのそこの貴方! 
延ばしなし!打粉なし!の十割そばは、衝撃です。

「御祭大使館蕎麦の坊」

住所 福島県会津若松市七日町1-1
電話 0242-27-2237
時間 11時~15時
休み 不定休

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