2011年 日光寒ざらし蕎麦 作業中!
日光寒ざらし蕎麦の作業場に看板が建っていた。
看板の内容は、、、
寒ざらし蕎麦とは、
蕎麦の味が落ちる夏でも、
新そばの風味が楽しめるように工夫した古来からの保存方法で、
江戸時代には、高島藩や高遠藩が
将軍家に献上した最上品の蕎麦とされる。
製法は、秋に収穫された玄そば(そばの実)を小寒から立春にかけて、
水温が1℃前後の清水に約1週間浸した後、
約1ヶ月間 天日と寒風に晒し乾燥させていく。
そして、夏までゆっくりと土蔵や氷室などで熟成し保管する。
日本の食文化である寒さを利用した食品加工により、
アクが取れ、旨味が増し、えぐみのない
蕎麦本来の甘みと香りが楽しめるようになる。
低温・乾燥により、食物にストレスを与え
アミノ酸組成を変え、旨味を増し保存性を高める技術として、
現在は、「氷温」技術として注目されている。
日光は、寒ざらし蕎麦の生産をする立地条件が整っている。
日光の乾燥した冬の寒さ
冷たくて綺麗な清水が豊富
標高が高く、紫外線が強い
綺麗な空気
そばの町日光は、そばの生産量も全国有数
保管には、天然氷に使用している本物の氷室が在る。
先人の知恵をそのままに、日光ならではの冬の恵を利用した
「日光天然の氷」と「日光寒ざらし蕎麦」が、
町おこしの起爆剤となることを願っています。
日光ざらし蕎麦研究会
日光森と水の会
今日の一言!
本当に、町おこしの起爆剤になることを願います。
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コメント
「夏までゆっくりと土蔵や氷室などで熟成し保管する」
ということはこの寒ざらし蕎麦をいただけるのは夏以降なのですね。やはり美味しいものは時間と手間がかかるのですね。
投稿: nagunagu | 2011年1月20日 (木) 22時18分
nagunaguさま
現在は、冷蔵技術の進歩により、
昔ほど蕎麦の味は落ちませんが、
自然の力は、何かが違うのです。
ロマンもありますね!
春頃には試食会が出来ると思います。
投稿: ふぃふぁ | 2011年1月20日 (木) 23時04分
昨日、出流山「満願寺」で寒晒し蕎麦食べてきましたよ。
とっても旨かった。
投稿: 徳次郎 | 2011年1月21日 (金) 12時39分
徳次郎さま
滝に打たれなかったのは残念です!ww
投稿: ふぃふぁ | 2011年1月22日 (土) 01時29分
「禁煙なんて簡単だ。渡しは何度もやっている。」という人がいましたが・・・
投稿: JINN | 2011年1月22日 (土) 12時00分
JINNさま
そうだ!そうだ!!
投稿: ふぃふぁ | 2011年1月22日 (土) 20時34分