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2011年11月20日 (日)

日光霧降高原 史跡発掘プロジェクト 霧降の滝 vol.1

Dsc009061_3
霧降高原には、知られざる史跡が沢山残っている。

今回、霧降の滝にあったと言われている岩屋不動・大師の石像、
そして、4体の石仏を発掘するプロジェクトが始まりました!!

この霧降の滝の滝壺へのルートは、大変危険な為、
残念ながら現在は、通行止めとなっている。

今回は、特別に地権者の方々に許可を頂くと同時に、
登山家の方々の協力のもと、
この史跡発掘プロジェクトが可能となりました。

霧降の滝には、
江戸時代(年代不詳)の「日光山滝見之圖」
によれば、
現在の「山のレストラン」付近に望瀧台と呼ばれた滝見茶屋があり、
滝壺周辺には観瀑所の茶亭があったという。

滝上には、「岩ヲツタイテ登ル」と左岸中間部に「岩屋不動」、
右岸部に「大師の石造」が描かれている。
滝壺近くの下段右岸には、4体の石仏が安置されているそうだ。

P1150955

日光の三名瀑のひとつである霧降の滝には、
江戸時代には、将軍が遊覧していたり、葛飾北斎も訪れており、
以前は、滝壺まで降りられたことが絵にも描かれている。

現在の観瀑台からの展望は、、、
 

残念ながら、かなり遠い位置にあり、
木々に遮られ、滝壺は見えない。

P1140760

今回のルートは、通行止めとなっている遊歩道。

滝壺まで一気に下ります。

Dsc00863
台風の影響か、土砂も崩れていて、
道はかなり荒れている。

Dsc00873_2

滝壺近くは、道は土砂で埋もれてしまい
危険な場所も沢山あります。

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Dsc00901

やっとの思いで到着すれば、

そこには、幽玄なる霧降の滝が、、

では、動画でご覧下さい。
 

今回調査する石仏は、
こんな高いところにあります。

Dsc00947_2

勿論!ここへ行く道はありません。

と言うことで、アタック隊の出動です。

そして、史跡発掘プロジェクト vol.2へ続く・・・

史跡発掘プロジェクト 霧降の滝 (vol.1) (vol.2) (vol.3)  

今日の一言!
焦らして、ゴメンネ~~

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コメント

五十年近く前は滝壺まで降りる事ができました。ヒンヤリとした空気と清涼感が忘れられず、二十数年前に子供連れで再び・・・しかし立ち入り禁止!?
めげずに(暴挙)10、8、5歳の三人を連れ、四肢を駆使してどうにか滝壺にたどり着きました。もともと子供達は水遊びが大好きでしたので喜んでくれましたが・・・事故にならなくて良かったです。私はその後、汗と冷や汗で風邪をひきました。

投稿: アクア | 2013年4月27日 (土) 08時56分

アクアさま
50年前ですか?貴重なお話しありがとうございます。

投稿: ふぃふぁ | 2013年4月28日 (日) 00時20分

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