南三陸町歌津にて、ワカメ刈り
先日、南三陸町歌津にて、
ワカメ刈りの作業を見学させて頂きました。
歌津伊里前の(株)マルタ拓洋水産の千葉さんは、
この地でただ一軒、牡蠣養殖再生のため、
伊里前牡蠣復興支援 結っこ基金を立ち上げ、
歌津の復興に日々尽力されている方です。
以下、結っこ基金 HPより、
現在の伊里前には船をつける岸壁はありません。牡蠣筏(いかだ)もフォークリフトも津波に飲まれて流されました。さらに、漁協で所有していた牡蠣剥き場や濾過場、必要なすべてを失いました。国の援助はいまだ具体的な見通しがつかず、再建には新たに莫大な個人負担が必要です。さらに深刻なのは後継者がいなく、協業ができないという現状です。伊里前湾で牡蠣養殖を営んでいた全部で8世帯の漁師はほとんど高齢者です。震災での牡蠣養殖の再建を諦め、皆さんワカメ養殖に切り替えました。26歳になる息子が、歌津では貴重な牡蠣養殖後継者の一人となりました。
朝4時から作業をしているという千葉さん家族と、
歌津魚竜館前の小さな埠頭で待ち合わせをして、、、
↓
ワカメの養殖場に同行させてもらいました。
実は、あの大津波の後、海は以前に増して綺麗になったという。
養殖筏も少なく、海の養分も十分ある為、
ワカメも良く育ったそうだ。
昔から三陸わかめは、
肉厚でコリコリとした歯ごたえが楽しめる高級ブランド!
中でも歌津産は牡蠣と同様、市場で最高評価を受けている。
港で待っている奥さんが、
手際良くめかぶを茎から削ぎ落とす。
1カゴ数十kgもあるワカメを軽トラに積む作業、
以前はフォークリフトで行っていたが、
今回の津波で全て流されてしまったそうだ。
近くの加工場に運び、重量を計る。
網パレに入れなおし約500kgをまとめて湯通しする。
南三陸のわかめ刈りもそろそろ終盤となり、
これから本格的な牡蠣養殖の第一歩が始まります。
牡蠣が出来るまでは、3年掛り、
資材購入の為に莫大な資金が必要です。
南三陸歌津の牡蠣を復興させる為に、
皆様、結っこ基金に是非ご参加ください。
まだまだ、資金が足りません
目標は6,000万円 現在990万円となっています。
支援金の半分は、牡蠣が採れた時に
支援者へ美味しい牡蠣が送られて来ます。
こちらで、募金が出来ます。→ 結っこ基金
お土産に頂いた 三陸わかめ!
採れたての生わかめを湯通しすると、
あっという間に、美しい緑色に!
肉厚でコリコリ、ネバネバ!
海の香りが、口の中一杯に広がります!
歌津伊里前で、
たった一艘残った船のオーナーが作ったワカメだよ!
と、説明して、ご近所に配ったら、
縁起のいいワカメだね~とみんな大喜び!
三陸ブランド健在です!
今日の一言!
千葉さん!お忙しい中、ありがとうございました! 清き一票を!今何位?
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