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2012年5月26日 (土)

日光のお土産 39-2 杉線香

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以前ご紹介した浅田さんは、100年以上前から、
代々この日光市大室地区で、水車を利用して
杉の葉を粉にして、線香の原料を作っています。

以前の記事は→ (こちらで)
(以前、購入した陽薫堂は、現在営業していません)

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この杉粉を使用して、
日光の特産品のお線香を製造している
今市の友田香業所さんを訪ねてみた。

入口の扉を開けると、沢山のお線香が並んでいます。


杉せんこう 

浅田邦三郎の杉粉使用

栃木伝統工芸品


浅田さんの杉粉は、全国でも数軒しか残っていない
貴重な、杉100%の天然材料で、
何時の間にか、名前入りのブランドとなっています。

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そして、、、
 

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今回無理を言って、
お線香の製造工程を覗かせて頂きました。

線香の原料となる
香料・接着剤・整形材・着色剤を練混ぜて
この機械で、線香の太さの型から押し出し
カットして、乾燥させる。

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そして、手作業で束にしていくのだが、これがお見事!

手分量、目分量で正確に均等に束にするのは、流石職人技!
一人で1日千束位作るそうだ。

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浅田さんの杉粉となる杉葉は、
伐採した木の枝葉を利用する。
枝打ちされ、捨てられる枝葉を利用するだから、
自然の恵みを全て利用することになる。
先人の知恵は素晴らしものだ。

しかし最近は、山主が木を間伐せず、
材料となる杉葉が手に入りにくくなってしまったそうである。

この貴重な、日光の伝統文化を
是非、後世に残していって欲しいものである。

今日の一言!
山の手入れが森を守り、綺麗な水を守る、、、

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コメント

今日、こちらのお線香をことじさんで買いましたー!(^O^)

投稿: Layla | 2012年5月26日 (土) 22時25分

Laylaさま
え~~~~ 日光に来ていたんですか~~~ww

投稿: ふぃふぁ | 2012年5月27日 (日) 03時07分

ふぃふぁさま
 大室で変わらないところは、この水車のある田園風景と、浅田さんは、以前おっしゃっていました。日本の原風景そのものですよね。
水車を守り続けている浅田さんに感謝の思いです。浅田さん自身も見るからに癒し系の柔和の方なのです。

Laylaさま
 箏路にご来店いただき、そして、浅田さん家のお線香のご購入ありがとうございました。とてもよい香りですよ。

投稿: こと姫 | 2012年5月28日 (月) 00時52分

こと姫さま
是非残していって欲しい風景です!

投稿: ふぃふぁ | 2012年5月28日 (月) 20時42分

ふぃふぁさま
行ってましたけど。

こと姫さま
お邪魔いたしました。
稲穂が金色に実ったころの水車小屋もいいだろうなぁ~、
と思っております。
また寄らせていただきます。

投稿: Layla | 2012年5月28日 (月) 23時25分

Laylaさま
また来てね~

投稿: ふぃふぁ | 2012年5月28日 (月) 23時39分

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