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2013年7月23日 (火)

はじめに & 栃木K2登山隊 登頂情報 vol.13

Dscf9429 小百にて、、

ようこそ!日光「ふぃふぁ山荘」へ・・・

「ふぃふぁ山荘」は世界釣連盟(Federation International Fishing Association)
に加入されている方の交流を図るべく設けられた架空の保養施設です。
小生は、この「ふぃふぁ山荘」の管理人をしています。
そしてこのblogの管理人でもあります。

このブログは、世界遺産日光とその周辺の観光・グルメ・
温泉・お土産・鱒釣り・アウトドア・街づくり・イベント等々

有名情報誌には中々記載されない
よそ者の目から見たニッチな情報をお届けしています。

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「チーム日光」を応援しています。
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下野新聞 がんばろう県北 「味る くつログ」コーナー、
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※ 記事の内容はオヤジの独断と偏見で記載しています。
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栃木ヒマラヤ研究会 K2登山隊 現地最新情報!

世界で一番難しい山 K2(標高8,611m)に挑戦している
日光の片柳さん達から、
衛星電話で送られてくる最新情報を掲載してます。
(ふぃふぁ山荘本文は、この記事の下にあります。)

日程 20136月3日成田出発! 
6月23日に5,010mにBCベースキャンプを設営。

ABC5,300m  C1.6,000m C2.6,700m C3.7,400m C4.8000m
6月24日から登山を開始し、7月24日からアタックを開始。
7月28日C3付近天候不順により登頂断念。

以下、現地からの入電を掲載中!
    ↓

7月29日入電!

『天候不順のため 登頂断念』
-----Original Message-----
From: K2Tochigi2013 
Sent: Sunday, July 28, 2013 11:44 PM 前回の更新でお伝えした通り、
アタック体勢に入りC2に到達するも、
上部の積雪が非常に多く危険な状態のため、
行動を中止して7/26にBCに帰還しました。
その後、他隊からの情報も鑑み、 栃木隊全員であらゆる可能性を話し合いましたが、 これ以上の登山活動の続行は厳しくまた危険であると判断し、
登頂を断念することに決定しました。
登山隊事務局をはじめ、応援をして頂いた皆様に
良い報告ができなくなってしまったことは、
本当に申し訳ありません。

栃木隊としては、自らの手でC2までのルート工作を果たし、
隊員の高所順化でもC3付近(7200m)まで到達し 順調に進んでいましたが、ルートとしては
比較的難易度の低いC3-C4間での予想外の積雪・新雪量に
阻まれる結果となってしまいました。
隊員の気力、体力共に非常に充実していたため、
残念な思いで一杯です。 同時期に活動していた他の登山隊も全てC2までで登頂を断念して、
一部は既にBCを撤収しております。 また唯一C3方向に向かった1隊は、
今もって隊員2名が消息不明のままで安否が気遣われます。 このような状況の中で
体勢を立て直しての登山活動続行も検討しましたが、
隊員の安全を考慮し、苦渋の決断をすることとなりました。 栃木隊を応援していただいた皆様には、
ご期待に沿えませんでしたこと、重ねてお詫び申し上げます。 我々の登山活動を見守って下さり、
本当にありがとうございました。 今後の登山期間は、上部キャンプからの荷下げを行った後、
BCを撤収し帰路のキャラバンで下山となります。
全ての活動が終了するまで決して気を抜かず、
家族や仲間のもとへ無事に帰るという責任を
全うしたいと考えております。 下山までも、引き続きこちらのブログで報告を続けて参ります。 取り急ぎ、現状のご報告まで。
続報です。
『C3は、流された模様』
----Original Message-----
From: K2Tochigi2013 Sent: Monday, July 29, 2013 4:18 PM

お世話になっております。

昨日もお伝えした、
C3に向かい消息不明となっている隊の続報が入りました。 C3周辺で大規模な雪崩跡があり、
2名の隊員のものと見られるアイゼンやハーネスが
雪面に確認できたとのことです。
2名は7/26夕方にC3に到着しておりますので、
テント内にいる夜間に雪崩が発生したものと思われ、
生存は絶望的です。
今シーズンのパキスタン国内の山では遭難が相次ぎ、
この事故により8000m峰五座での犠牲者数は24名となりました。

当初の計画では、
7/26には全ての隊がC3への前進を予定していたため、
もし下山せず予定通りに進んでいた場合は
30名以上のクライマーを巻き込んだ
大惨事となり得た可能性もあります。 栃木隊を始め、
各隊がC3に設置・デポしてあった
テントや
酸素等の装備も流されているようで、
1次アタック撤退後に体勢を立て直しての

再アタックも検討していましたが、
実際は装備が流失していたことから活動の継続は
不可能となっていたと思われます。
遭難した2名は
ニュージーランド人の山岳ガイドの父子で、
今シーズンはブロードピークを登頂してからK2に転進し、
無酸素での登頂を目指していました。
栃木隊とは入山前の宿泊地から交流があったため、
我々もやるせない思いで一杯です。 心から2人の冥福をお祈りします。

K2栃木隊
ふぃふぁ山荘 記事は、この下 ↓

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コメント

お疲れ様です!
ご無事でなによりです。
日本に着くまでご安全に!!

投稿: Layla | 2013年7月29日 (月) 22時09分

残念です。又何とも文字に表わすことができません。残った隊員全員無事で帰還することだけを祈っています。

投稿: 徳次郎 | 2013年7月29日 (月) 22時35分

BCとはいえ、5000m!
まだまだ気を許さず、無事帰国を祈りましょう!

投稿: ふぃふぁ | 2013年7月29日 (月) 23時59分

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