日光修験道山王院の秋峰修行 採燈大火生修行を見学!
元上司と戦場ヶ原のハイキング帰りに、
中禅寺湖畔で山伏行列に出くわしました!
よく見ると、知合いがホラを吹いて歩いてるではないですか~
知り合いに、ホラ吹きは沢山いますが、
法螺を吹く修験者がいるというのは日光ならでは!
これだけでも凄いことなのですが、
この方々は、前日の9月19日の夜、
鹿沼の最奥地にある古峰が原の山王院から、
徹夜で前日光の山々(行者岳→大岩岳→唐梨子山→ハガタテ平→地蔵岳→三ツ目→薬師岳)の各所で碑伝(ひで)を奉納し勤行祈念しながら縦走し、
細尾峠に降りた後に、更に山を登り中禅寺湖の茶ノ木平を経由して中禅寺湖畔の中宮祠二荒山神社に投宿という、とんでもない荒行をしている方々なのであります。
これは、毎年恒例の日光修験道山王院の秋峰修行で、
9月19日~21日の三日間行われているそうです。 詳しくは → (こちらで)
そしてこの日は、立木観音にて、
採燈大火生修行をするというから驚きの方々なのであります。
ということで、、、
↓
二日目の20日13:30から中禅寺湖畔の立木観音で行われた
採燈大火生修行を見学することにしました。
大火生三昧は、火が燃える護摩壇の上を素足で渡ることで、
自らの罪汚れや煩悩を焼き尽くす火渡りの行とも呼ばれているそうです。
修験道で行われる護摩は、密教の秘法であり、
山伏問答、法剣、法弓、法釜などの作法が行われる。
オイラの知合いがホラ吹いてる~
そして、いよいよ着火~
護摩木を焼きつつ拝む
太古の昔から変わらぬ男体山をバックに、
太鼓とお経が奏でる儀式は、
まさに、勝道上人が生きていた平安時代に、
タイムスリップをしたような感じ!
火が落ち着いたところで、大火生三昧の始まりです。
皆さん、裸足でわたってます~
その後、一般の方も火渡りに参加して無事終了。
三日目の翌日は、修行の満行を日光山内の神仏に報告するために、
観光協会から、神橋を渡り、二荒山神社~輪王寺を法楽して回ります。
神橋は神事のための橋なので、通常は片側が閉ざされており、伝統的にこれを渡り切ることが許されるのは将軍と勅使と入峰修行を終えた山伏のみだそうです。原澤氏FB参考
山伏になりたい方は → (こちらで)
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