秋の鬼怒川4ダム見学会 川治ダム編 & 冬期の特別放流
2016年11月5日、秋の鬼怒川4ダム見学会(その2)
(その1)の五十里ダムは→(こちらで)
三依へ水汲みに行く途中に、川治ダムを見学してきました。
上の写真の中段に、見学者達が見えます。
そうです、今回の見学会は中段の主放流設備に行けるのであります。
ズームにしてみると、、、↓
川治ダムは、昭和58年完成の全国でも数が少ないアーチ式ダムで、
高さ140m(全国14番目の高さ)アーチ式では日本で4番目の高さを誇り、下流部の洪水を防ぐ洪水調節、農業用水、都市用水供給を目的に作られました。
では、エレベータの乗って、
このアーチ式ダムを下から眺めましょう~
地上619mから560mまで一気に下がります、、、
↓
アーチ式ダムは、コンクリートの重さで支える重力式ダムと異なり、アーチによる圧力分散を利用して強固な岩盤で支えるダムで、コンクリートの量が少なく出来る利点があるが、設計の難しさと、ダムを支える強固な岩盤がないと出来ない為、近年は建設に適した地点が少なく、殆ど建設される可能性が少ないそうです。
岩盤には、カーテングラウトという無数の杭が打たれてます。
主放流設備のコンジットゲートがある中間部に到着です。
長いトンネルの中間には、
岩盤とダム本体のコンクリートの境目。
では、ダム中間部に出ますが、、、、
ここからは、透け透けの高さ60mのキャットウオークになるため、
高所恐怖症の方は通れません!w
60m下まで丸見えの、この透け透けのキャットウォーク!
お尻がムズムズ~
この見学会のハイライト!
アーチの全貌を眺めながら歩いて行きます。
中央部直ぐ下には、主放流設備のコンジットゲートが見えます。
あそこまで、歩いて行きます~
ダムマニアには堪らない光景ですね~
怖いですね~
高いところが苦手な方には絶対に無理です。
下からの眺めも壮観ですね。
遥か上部には、満水時に非常用で放流するクレストゲートが見えます。
あ~この美しいカーブ!
こりゃ、ダムファンじゃなくても、テンション上がりますね~
ダム見学会は、年に数回、無料で開催してますので、
是非、次回ご覧になってね~
こちらのサイトに案内が出ます。→ (こちらで)
今日の一言!
満水時、上部からの放流の時に、下から見ることは出来ないのかな?
お知らせ! <冬期放流について>
このたび川治ダムでは、利水のための放流設備を点検することになりました。
この点検期間中においても河川に必要な水量を放流するために、通常は洪水の放流に使うコンジットゲート(中段)から特別に放流するものです。
12月7日(水)から14日(水) ※土・日は天端から自由見学となります。
放流時間10:30~10:50頃 14:00~ 14:20頃まで
(スタッフ説明付きダム見学会の受付は、ダム管理支所にて9:30 13:00開始)
詳しくは →(こちらで)
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