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2018年6月20日 (水)

日光彫 明治時代の謎の名工 森乙丸の知られざる作品に出会う!(石屋町)

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時は明治時代、避暑や観光に訪れる外国人をターゲットに、日光の美術工芸品を「NIKKOブランド」として立上げ、現在の御幸町天理教付近に美術館兼芸術家の養成所兼販売所の幻の「鍾美館」(しょうびかん)を建設。
日本絵の日光絵画・足尾銅山の土を使った日光焼、日光彫に漆を塗った「日光堆朱」など、次々に新ジャンルを作り出し、日光ブランドとして世界をターゲットに販売、地域おこしに関与していた人達がいたことを皆さんはご存知でしょうか?

この日光ブランド「鍾美館」で、日光彫の指導役として、中心的な存在だったと考えられる人物が、名工森乙丸。
壬生町立歴史民俗資料館の調査により、歴史上全く知られていなかった名工森乙丸が注目され新聞でも取り上げられていました。

当時、稲荷町に住んでいた彼の数少ない貴重な作品は、その作品の精巧さから金谷ホテルや、日光の骨董品屋に保管されていることが判明し、、、、

実は、今回訪れた石屋町会所にも眠っているのであります。

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会所の中には、、、
 

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毎年行われる日光の八坂神社の天王祭(お天王様)のお神輿が、ちょうど置いてありました。
そのお神輿を見ると、素晴らしい彫刻が細部まで施されています。この彫刻こそが、森乙丸作だったのです。

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新聞で名前を知った地元の人達が、お天王様のお神輿を組み立てている時に偶然発見したのが、お神輿の裏側に書かれていた彫利師 森乙丸の文字!

明治40年6月14日新築のこの由緒あるお神輿の彫刻が、
正に森乙丸の作品なのであります。

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灯台下暗しとはよく言ったもので、明治時代この会所の徒歩数分圏内に住んでいた森乙丸だから、お神輿という町のシンボルを作るのだから当然といえば当然のことだったのでしょうね。

尚、錺方 小池友次郎とは、現在の建設業の小池工業さんの前進!

やっぱり、日光は歴史の街、いのりの街なのであります。

因みに、大工さんは不明です。

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恐らく当時の日光ブランド「鍾美館」に関わっていた、
名工達によって制作されたこのお神輿。

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知ってしまうと、担ぐのも慎重になりますよね~w

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当時、日光東照宮の左甚五郎の眠り猫の修復をしていた位の腕前の職人で、日光の巨匠と呼ばれた彫刻家の先生だった森乙丸作のお神輿。

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精巧な十二支の彫刻も彫られています。

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石屋町は、6月15日の前日曜日、
年に一度のお天王様の時だけ、このお神輿が繰り出されるので、
ご覧になりたい方は、来年、お祭りを見に来てね!

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森乙丸の作品は、外国人に人気だったから、海外の方が作品が残っているかもしれませんね。
貴方の家にある彫刻の裏に、
乙丸のサインがあったら、是非、教えてください。

今日の一言!
今から120年以上も前に、現在も地域おこしとしてNIKKOブランドを立ち上げている以上のスケールで、実行していた人達がいたことに、驚きを隠せませんね~

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コメント

はじめまして。
森乙丸さんの作品をNHKで以前見たことがあります。
壬生の資料館では実際に三猿を拝見しました。
実物は写真で見るより小さかったけど、表情が豊かで毛並や指の先まで精巧に作られていて本当に感動しました。
表情のない彫り物は世の中にたくさんあるけれど、
乙丸さんの作品はどれも躍動感や臨場感にあふれていて、作品に対するご本人の愛情を感じます。

日光の中村さんという骨董品屋さんにも何点か保存されていると、どちらかのブログでも読んだことがあります。
実物はまだ拝見していません。
機会があれば見てみたいです。

投稿: ななみ | 2018年10月10日 (水) 11時04分

ななみさま
森乙丸さんをご存知とは、、、
日光には、まだまだ森乙丸さんの作品が残っていると思います。またの機会で紹介出来ればと思ってます。

投稿: ふぃふぁ | 2018年10月10日 (水) 22時15分

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